プールに入るときの目の注意


■プールに入った後に目は洗う方が良いの?洗ってはいけないの?

  参考 1

  参考 2

■プールと目の病気

 感染性結膜炎

 目の中は、ご存知のように、いつも濡れた状態です。
濡れているということは、そこに必ず微生物が生息しています。
健康な体では、この微生物同士のバランスがよくとれていて、目やにがでたり、充血したり、痛みが出たりしません。
このように健康な状態の微生物のバランスの事を正常細菌相といいます。
細菌でも、このように病気を起こさない細菌もいるのです。
この正常細菌相が目の抵抗力ともなっているのです。

 一方、病気を起こす悪い細菌のことを病原菌(いわゆるバイ菌)といいます。

 プールに入りますと、プールの水が目の中にも入りますので、たとえプールの水が清潔でも、この正常細菌相が乱されます。
その結果として、バイ菌が入りやすくなってきます。
こんな時にバイ菌が入ると、細菌性結膜炎が起きてきます。

 相手がウィルスの場合は、プールでうつる結膜炎で、プール性結膜炎(プール熱又は咽頭結膜熱)といいます。
アデノウィルスというのが原因で、タオルの共用や咳、くしゃみによる飛沫で感染します。
高い熱と喉の痛みに結膜炎が伴います。
うつったと思ったときは、すぐに眼科で診てもらいましょう。

 

 アレルギー性結膜炎

 アレルギー性結膜炎の特徴は、なんと言っても目の痒みが主な症状となります。
プールに入っても、あまり悪くならないのが普通ですが、プールの消毒に使う塩素にアレルギーを起こす人もいますので、注意が必要です。
アレルギー性結膜炎のある人は自分で分かっていると思いますが、目を洗って、涙液タイプの目薬をさして、そしてアレルギーの目薬もつけましょう。

 

 角膜障害

 プールの消毒に使う塩素で、角膜を傷害される人が増えています。
目を洗って、涙液タイプの目薬をさしても、目が痛くて、ゴロゴロするときは、一刻もはやく、眼科で診てもらって下さい。

さらに詳しく知りたい方は、こちらへ⇒ 藤田眼科 『フジタガンカニュース』

 

(藤田 聡)